マレーシア料理の中でも中国系はお店が沢山あり、マレー系のお店は少ない。
マレーシアのガイドブックを見るとマレーシアの料理を満喫しよう!みたいな特集が割りと大きく取り上げられています。
しかし、実際に街を歩いてみるとほとんどが中国系のマレーシア料理であることに気づかされました。
マレーシアの人口は6割がマレー人、その次に続くのは中華人が3割り、残り1割りがインド人という構成です。
クアラルンプール、マラッカでは中国系の飲食店はすぐに見つけることができまずが、マレー系の料理はなかなか見つけることができません。
マレーシアという国の政策で、マレー人は農業、中国人は高山や工場で働くという民族によって仕事を割り当てられたことがありました。
その後、マレーシアの錫(すず)が高値で取引されたため中国人の収入がどんどん上ったという歴史があります。
そのためマレーシアに住む中国人は、立地条件の良いエリアに住めるし、中華街は巨大だし、中国系のマレーシア料理とマレー系のマレーシア料理は違うのに、店舗の数でマレーシア料理として中国系が選ばれるのです。
住んでいるのは中国人、料理を作るのも中国人、観光に来るのも中国人。
強いです、中国。
日本にもいろんな国のレストランがありますが、他国の料理を出すレストランに負けず、和食のお店も頑張っていただきたいです!
マレーシアにいかれる方は是非マレー系のマレーシア料理がどこにあるかを探してみてください。中国系のマレーシア料理が多くて驚きます!
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