【イベント】ライフネット生命創業者・出口治明さん「これからの働き方」に参加
11月25日（土）の五反田ウィンウィンで行なわれたライフネット生命創業者・出口治明さんの講演会へ行ってきました。
10:00～13:00という時間で、講演会、質疑応答、懇親会という構成でした。
話を聞いて、共感した内容を３つにしぼってまとめます。
今の時代に生まれている若者はラッキー
日本は先進国ですが課題が山積みです。
少子高齢化で人口は減少して、若者が高齢者を支える構造が明らかになっている。
会社は年功序列で上司はおじさんばかりで女性が活躍しづらい社会。
残業がまかり通っていて、長時間労働が当たり前な上に、生産性は先進の中で飛びぬけて悪い。
これらのニュースを毎日聞いたり、目にすれば、若者が将来を不安視してしまう。。。
しかし、これらの問題には出口さんなりに解決策があり、それらを聞くと、「なんとかなってしまうんじゃないか？」と思ってしまいます。
それらの解決策については、下記の本に書かれていますので、ぜひご一読ください。
で、それらの問題が解決してしまうと、今の若者にとってこんなラッキーなことはないのです。
なぜなら、少子高齢化で労働人口が減るから仕事はいくらでもあるのに、ライバルとな同年代はとっても少ない。
生産性や社会における女性の登用ランキングも世界で下から数えた方が早いので、１位をキープしなきゃいけないプレッシャーはない。
だから、今の若者はとってもラッキーなんだ。
将来に対する考えを明るくすることができたお話でした。
「本、人、旅」で学ぶ。
「本、人、旅でしか人間は学ぶことができない。」という考えをお持ちの出口さん。
小中学校で図書館にあった本はほとんど読み、高校生、大学生は本の虫で、社会人になってからも寝る前の１時間は読書にあてていたというほどの読書家。
サラリーマンの時に家で夕飯を食べたのは１回くらいで、ほとんど社外の人と会っていた。
旅行で７０か国、２０００都市を回ったというくらいの旅好き。
それらの経験から、学べるのは本が５０％、人が２５％、旅が２５％の割合くらいであるということでした。
「本、人、旅」については下記の本がオススメです。
ライフネット生命社長の常識破りの思考法 ビジネスマンは「旅」と「読書」で学びなさい！
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2010/12/23
- メディア: 単行本
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「本、人、旅」から学ぶメリットは、考え方の幅が広くなるからだそうです。
「日本が保育園の待機児童で困っている問題は、フランスだとこんな対策をしている。」
「政治家の中で投票したい人がいない、とネットで騒いでいるけど、歴史上のチャーチルはこんなことを言っている。」
などのように、難しい社会問題でも解決策のヒントになりそうなことを「本、人、旅」から学べるんです。
旅に出ると、自分の常識が非常識であることを感じますよね。
ワタクシ、旅好きなので、この考え方に大賛同いたします！！
自分に投資しよう。
「会社で働いている男性は長時間労働や残業なんかしないで、仕事を早く切り上げて、育児や家事をやった方がいい。
女性が家事をするという考え方をする時代では最早ない。」
というお話があったので、
「独身なので家事分担をする必要がない自分は、長時間労働を辞めて早く帰っても、何をしたら良いですか？」
と、質問をしてみました。
出口さんの答えは、
「自分に投資すれば良いです。自分に投資すれば儲かりますし。
北大は、食堂のバイトは時給1000円だけど、中国語ができる人は時給が3000円なのが良い例です。」
ということでした。
自分への投資・・・ごもっともでございます！！
「自分への投資って何をしたらいいのかわからない。」という意見には、「なんだって良い。」と答えていました。
外国語や将棋だってなんだっていい。
好きこそものの上手なれという言葉がある通り、好きなことだから興味が湧くんだから、好きなものに夢中になったらいい、と。
仕事とは関係ないものだってなんだっていい。肩の荷がとても軽くなった言葉でした。
自分への投資についてのオススメは下記の本です。
最後に
講演会へ行くにあたり、予習として11冊ほどの本を読んでからのぞみました。
11冊読んだ本の中には「あとがき」にライターの方が出口さんの人柄について書いている文章がありました。
その文章を読む限り、「私は出口さんのファンです。」ということが伝わってくるものがいくつもありました。
教養溢れるのに決して偉ぶらない。ゆっくりとしたテンポでユーモアを交えつつ、話す内容には全て裏付けされたデータがある。
凄い人です、本当に。行って良かった講演会。学びの多い講演会でした。
これからも色んなイベントに参加して、感じたことをレポートとしてブログを書いていきたいと決意を新たにしました。
これまでに行ってきたイベントレポートは下記のようなものがあります。
食べ物系が多いですね（笑）
でも、招待されればイベントには積極的に伺いますよ。
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