今日は魚!切り身レシピ集 by 切り身ニスト・すぎま

魚はさばけない会社員でSEのすぎまが、男らしく切り身魚料理を作り続けるブログ!

切り身魚をたくさん買って余った時に使いたいレシピを考える時のノウハウ3選

はじめに

魚屋さんで買い物をするようになると、ついつい買いすぎてしまいます。

一人暮らしでそこまで大食いじゃないのですが、

冷蔵庫の中に3種類くらいの魚が常にいます。

 

(ちなみにこの文章を書いている時にいるのは、アジ/4切れ、イカ/1パイ、ドンコ/1パックです。ちょっと買いすぎました・苦笑)

 

冷蔵庫に3種類いるのに、追加で2種類増えた時の状況ってたらもう・・・(苦笑)

 

冷蔵庫のある時代に生まれて本当に良かったなぁとしみじみ感じています。

 

切り身魚料理を500以上作って、公開してきた経験値をもとに、

たくさん魚を買っても食べきるためのノウハウを紹介します!

以下は見出しです。

 

1、漬ける。

 大量に買っても一度に食べられる量には限りがあるので、

 

 その間に買ってきた魚を食べられるように「延命」しなければなりません。

 

 そのためにワタクシ(すぎま)がやっていることの使用頻度が一番多い手法は「漬ける」です

 

 漬けた後は、冷蔵庫で保存します。

 

 「漬ける」は保存しつつ、味をしみ込ませることができるのでとっても便利な調理法

 

 鰤(ブリ)などの身が厚いものなら3日、鯵(アジ)や鰯(イワシ)など薄いものなら1~2日で十分に味が染みます。

 

 あまりに沢山買ってしまったので、どうしようかな~と困ったことがあります。

 

 魚がダメになってしまう理由を考えると、

 魚に限らず、生鮮食品は空気に触れてしまうとどんどんいたんでしまうんです。

 

 空気に触れないようにすれば良いワケなので、
 調味料で魚を包んでしまえば、いたむスピードを遅らせることができます。

 

 冷蔵庫に漬けておけば、食べたいときに火を通せばよいだけなので、調理はとっても簡単になります。

 

 コンビニへ出かけて、選んで、買ってきて、湯煎するまでの時間と、
 冷蔵庫にある魚を取り出して、焼く時間を考えれば時間の節約にもなります。

 

 「漬ける」はとっても簡単な調理方法なので、ぜひ試してみてください。

 

 漬ける調理法でオススメなものは、以下の3つです!

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2、煮る。

 「煮魚」の定義をネットで調べてみました。

 

  •  味をつけて煮た魚。(大辞林 第三版より)
  •  魚を煮た料理。(和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典より)

 

 ・・・調べる必要もありませんでした(反省)

 

 何を作ろうかな~と迷っている時によく作る調理法として、「煮付け」と「煮物」があります。

 

 言葉はよく似ていて、調べてもわかりやすく説明しているホームページを見つけることができませんでした。

 

 ワタクシ(すぎま)の定義は、

 

 煮付け・・・魚に味はしみていないから、その日中に煮汁を付けて食べる。
 煮物・・・・魚に味をしみ込ませたいから、作ってから時間をおいて(翌日くらい)から食べる。

 

 です。

 

 食材は熱を加えると細胞がこわれてふくらみ、熱が下がると元サイズに戻ろうとします。

 

 元のサイズに戻ろうとしている時に、食材の中へ味がしみ込んでいきます。

 

 煮物は煮汁に浸しておくと、その間に魚に煮汁がしみ込んでいくので、
 沢山買ってきても作っておけば、温めなおすだけで食べられます。

 

 その日に食べるものがなければ煮付けに、他に食べるものがあれば煮物に。

 

 冷蔵庫の在庫状況に合わせて変化を付けられるのが「煮付け」と「煮物」。

 

 美味しいだけでなく便利なところも重宝している調理法の理由です。

 「煮る」調理法でオススメな調理法はこの3つです。

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3、出汁をとる。

 いっぱい買ってしまって、
 アレコレ考えてもいられない時であれば、
 ドカンと鍋に入れて、魚がひたひたになるくらいに水を入れて出汁をとりましょう。

 

 魚から出汁が出て、味噌を溶き入れれば、みそ汁が出来上がります。

 

 出汁に野菜を沢山いれれば鍋になります。

 

 カレーのルーをいれれば。シーフードカレーに。

 

 シチューのルーをいれれば、シーフードシチューに。

 

 汁物は主菜、副菜とは別扱いなので、すでにおかずが決まっている時でも消費できるので重宝しています。

 

 出汁をとる、というと、鰹節や昆布、煮干しを思い浮かべる方が多いと思います。

 

 そんなことは決してなくて、

 どんな魚からでも出汁はとれます、これを使わない手はありません!

 

 特に、魚屋さんで「あら」と書かれているものは、コストパフォーマンスが高いです。

 

 あらは「一切れ」ではなく、「一盛り」で売られていることが多いので、ボリュームがあります。

 

 魚の「あら」からはとっても美味しい出汁が取れます。

 

 とれた出汁をみそ汁に使ってもいいし、他の料理に使ってももちろんOKです。

 

 出汁をとる時はローリエ(ローレル)を一枚入れておきましょう。

 (どんどん使っていかないと、ローリエは減らないので・苦笑)

 

 ローリエを入れる理由は臭みを防ぐためです。

 出汁をとる調理法ではこんな料理を作ってきました。

 

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ということで、大量に切り身魚を買ってしまった時のノウハウ3選をご紹介しました。

沢山買ってしまった時にやっていることは、

 

(一番時間のかかる)鍋に魚と水を入れつつ出汁をとりつつ、

(二番目に時間のかかる)魚を煮付けながら、

(一番時間のかからない)食べきれない魚を漬けて冷蔵庫へ

 

です。

 

ついつい買いすぎちゃいますが、延命措置をしてあげればロスすることなく、食べきれます。

 

ぜひぜひお試しを。

次回は、魚料理で使う調味料について紹介します。

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これまでに2回書いてきたコラムのバックナンバーこちら。

onikichiki-base-kirimi.hatenablog.com

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